「SEO対策」を意識した記事を書く時にとても重要なのがキーワード選びですよね。
しかし、どんなキーワードを選べばいいのかブログを書き始めたばかりの初心者はわからないことが多いと思います。
そんなときは「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」という無料のツールを使うことで特定のキーワードのサジェスト(検索候補)を一括抽出するのがおすすめです。
キーワードプランナーと違って、無料でキーワードの検索ボリューム(検索数)を調べることも出来るので、ぜひ乗り換え先としても健闘してください。
- キーワードのサジェストを抽出
- キーワードの検索ボリュームが出せる
- キーワード広告単価も調べられる
- CSVファイルでダウンロード出来る
目次
Ubersuggestを使うメリット
Ubersuggestを私が特におすすめしたい理由は、この2つの機能があるからです
- 検索キーワードのサジェスト抽出機能
- 検索ボリュームが出せる機能
サジェストとは検索候補のことで、Googleの検索窓にキーワードを入れると出てくるこれですね。
サジェストはそのキーワードを入力したユーザーが次に検索する言葉を元に表示しており、「サジェストを見ればユーザーの悩みが見えてくる」と言われています。
キーワード調査ではとても有力な機能です。
もう一つの「検索ボリュームを調べる機能」ですが、これを使うとそのキーワードが月間どれぐらい検索されているのかを出すことが出来ます。
この機能はGoogleが提供している広告ツール「キーワードプランナー」に搭載されてアフィリエイターに人気の機能と同じものです。
しかし、2016年以降は広告主以外の使用に規制がかかり広告(課金)を出さなければ具体的な検索ボリュームを出すことはできなくなりました。
Ubersuggestでは無料でも具体的な検索ボリュームが出せることで注目を集めています。
それでは早速Ubersuggestの使い方を見ていきましょう。
Ubersuggestの使い方
【1】キーワードを入力して検索
「Ubersugges」にアクセスして実際に使ってみましょう。
使い方はいたってシンプルで、調査したいキーワードを入力するだけです。
今回は「アフィリエイト」というキーワードを検索窓に入力して検索ボタンを押します。
日本以外の国を選択することで海外のキーワード調査も可能です。
【2】検索結果画面の見方
検索結果画面では大きく分けて3つの情報を知ることができます。
- キーワード概要
- キーワード候補
- SERP分析
それぞれの見方について詳しく解説していきます。
①キーワード概要
キーワード概要では、そのキーワードの全般的な情報が表示されます。
それぞれの用語の意味を解説していきます。
- 検索ボリューム:月間の検索回数
- SEO難易度:SEOで上位表示を狙う難易度の高さ
- 有料難易度:広告を使用した場合の表示難易度
- クリック単価:広告を出した場合の1クリックの費用
この情報を見ると「アフィリエイト」というキーワードは毎月10万回以上検索されている、SEO難易度のかなり高いキーワードということが分かります。
個人のブログで上位表示を狙うなら、SEO難易度50以下ぐらいにしておいたほうがいいでしょう。
②キーワード候補
キーワード候補の欄では、そのキーワードのサジェスト一覧と、検索ボリュームなどが表示されています。
この部分の情報は後述する「キーワード候補」の機能でも詳しく見ることが出来ます。
③SERP分析
SERP分析では、クリック率の大まかなデータを元に検索ボリュームから割り出した流入見込み数やSNSシェア、ドメインスコアが書かれています。
流入見込みは基本的に1位が30%ほど獲得する傾向にありますね。
この情報からコンテンツの品質か、SNSシェアか、ドメインスコアのどれが理由で上位表示されているのかを知ることが出来ます。
4位と5位ではSNSシェア数もドメインスコアもかなりの差がありますが、上位に来ていますよね。
この場合はコンテンツの品質が高いと判断出来ます。
【3】キーワードのサジェスト取得方法
キーワードのサジェスト一覧を取得する場合は左メニューの「キーワード候補」からキーワードを検索して取得できます。
キーワードのサジェストに出てくるキーワード候補の検索ボリューム、CPC、SEO難易度などの概要が一覧で出てきます。
矢印のアイコンを押すと、更にそのキーワードのサジェストが表示されます。
【4】フィルター機能で絞り込みも可能
キーワードの検索は「フィルター機能」で特定の条件で絞り込みも可能です。
うまく組み合わせることで、自分の理想とするお宝キーワードも発見できるかもしれませんね。
今回は特別に私が使っているフィルターの組み合わせを一部紹介します。
- 検索ボリューム:○○以上
- 検索ボリューム○○以上+SEO難易度○○以下
- 除外キーワード:無料、動画、ポイント、おすすめ、比較
【5】CSVファイルをダウンロード出来る
ダウンロードしたCSVファイルはExcelで開いて管理することが出来ます。
手元にエクセルが無い方でも、無料で同じような機能を持った無料ツール「Googleドライブ」で開くことも出来ます。
このようにキーワード、検索ボリューム、CPC、SEO難易度などがそのまま表示されます。これはめちゃくちゃ便利ですね!
関数を組み合わせたり並び替えなどの自由度も高くなるので、色んなキーワードを取り込んで使えそうです。
Ubersuggestはこうやって使うのがおすすめ
- キーワードのサジェストを調べる時
- キーワードの検索ボリュームを調べる時
- キーワードのデータをCSVで欲しい時
私の場合は特に「②キーワードの検索ボリュームを調べる時」に使うことが多く、狙おうとしているキーワードでどれぐらいの流入が期待できるかの参考にしています。
他にも、SEO難易度が表示されるので、あまりにもスコアが高い時は記事を書くのを後回しにしたりします。
初心者の方はサジェストの抽出をしながら、SEO難易度の低いキーワードをロングテールで攻めるのがおすすめですよ。
Ubersuggestの口コミ・評判
Ubersuggest個人的に使いやすいかも、キーワード選定においては
それに見るだけでもたのちいなコレ pic.twitter.com/9NjY0SPoCN— うみネコ@都内おさんぽ期間 (@umicatsea) December 13, 2018
Ubersuggest、有能すぎる・・・
キーワードプランナーに課金するほどでもない単語なら、こっちで調べたほうが早いような気がしますね。
— いとうもち (@itoumochi) December 17, 2018
サジェスト取得機能+検索ボリューム調査でキーワードプランナーよりも使いやすい!という意見が多いですね。
ブロガーやアフィリエイターの方からの評判も高く、愛用しているプロの方も多いですね。
【まとめ】キーワード調査の定番ツール
記事を書く前のキーワード調査をする時に「どんな検索ニーズがあるのか」「どれだけ検索流入が期待できるか」というキーワードの概要を把握するときにUbersuggestはとても役立ちます。
キーワード調査ツールは色々ありますが、初心者の方はまずはこれに使い慣れてから、徐々に色んなツールを使っていくのが良さそうですね。
記事のテーマやキーワードが決まったら、キーワードから流行のトレンドを調べられる「Googleトレンド」もセットで使うのがおすすめです。
狙うキーワードが決まったら「ブログの書き方」を参考に、記事設計を考えていきましょう!