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【SEO】検索順位の決定要因とは?『検索アルゴリズム』の仕組みや攻略法を解説!

ブログの検索順位が思ったように上がらずに悩んでいませんか?検索順位が上がらない原因はGoogleの「検索アルゴリズム」から低評価を受けている可能性があります。

「検索アルゴリズム」とはGoogleが検索順位の決定要因としているものです。

この記事ではそんな「検索アルゴリズム」の仕組みや攻略法について、下記の疑問を持つ初心者に向けて分かりやすく解説しています。

  • 検索アルゴリズムってなに?
  • 検索アルゴリズムの仕組み
  • 検索アルゴリズムの攻略方法

記事を読み終わる頃には、検索アルゴリズムの仕組みがきちんと理解できるようになります。

ろー

どのように最適化していけば検索順位を上げることができるか解説していきますよ

検索アルゴリズムとは?

「検索アルゴリズム」とはGoogleなどの検索エンジンに組み込まれている、検索順位の決定要因となる仕組みのことです。

検索アルゴリズムは現在200以上の指標が組み込まれていると言われています。

2016年以前は検索の品質を監視するGoogleの検索クオリティチームによって、検索アルゴリズムは手動で調整が行われていました。

2017年以降はAI(人工知能)の導入により、検索アルゴリズムは自動的に調整され複雑化し続けています。

Googleは「人により良い情報を提供する」という企業理念のもと、機械的な調整ではなく、人の目で見て良いと思ったものを判断できるAIに検索アルゴリズムの調整を任せるようになりました。

しかし、AIを動かすためには予め指標となる参考データを与える必要があります

現在では「検索アルゴリズムは複雑で解析できない」と言われていますが、これまでのSEO対策のノウハウを紐解いていけば、現代でもおおよその傾向を掴むことは出来ます。

今回は「内部SEO対策」と「外部SEO対策」の2種類に分けて検索アルゴリズムの攻略法、対策方法について紹介していきます。

「SEO対策」ってそもそもなに?という方はこちらの記事を参考にしてください。

ブログのアクセスアップで必ずやるべきSEO対策22選

検索アルゴリズムの仕組み:内部SEO対策編

【1】内部リンク経由の訪問

内部リンク経由の訪問」はGoogleなどの検索訪問ではなく、同じブログの中で別ページに誘導するために貼ったリンクのことです。

これは内部SEO対策でも有効な施策の一つとして有名で、記事同士の関連性を高めるために内部リンクを貼り付けるのは重要です。

もちろん無闇にリンクを貼り付けても意味はありません

ユーザー記事を読んでいる途中や、読み終わりなどで興味がひかれる(リンクを押したくなる)ものを適切に設置するようにしましょう。

詳しい「内部リンクの使い方」についてはこちらの記事を参考にしてください。

アクセスアップで重要な『内部リンク』の正しい貼り方チェックリスト14選

【2】滞在時間

「滞在時間」はサイト内にどれだけ長い時間滞在したか(記事を読んだか)というデータを指します。

滞在時間は主に以下のような計算方法で求められていると考えられます。

滞在時間の計算方法
  1. 検索画面に戻ってきた時間ー検索画面からサイトに入った時間
  2. ページBに入った時間ーページAに入った時間

基本的には1ページ目から2ページ目に入るまでに掛かった時間が滞在時間として求められています。

滞在時間を伸ばすためには、ある程度の読み応えのある長文記事が必要になるので記事を書く際には文字数を意識しておく必要があると言えます。

【3】平均ページビュー

「平均ページビュー」とは、サイトに訪れたユーザーが閲覧する平均ページ数のことです。

検索から目的の記事にたどり着いた後に、内部リンクや関連記事から気になる記事があればユーザーはそのままサイト内を回遊してくれます。

1ページで満足させることはもちろん重要ですが、その後さらにリンクを押したくなるサイト設計をしていればページビュー数が増えるだけでなく滞在時間もアップします。

読まれるサイト=品質が高いとして検索アルゴリズムにおいて高く評価されやすくなります。

【4】直帰率

直帰率は「検索結果ページからサイトに訪れる→1ページだけ見て戻る」という行動をしたユーザーの割合を指します。

直帰率は一概に高すぎても低すぎてもいけません。その後の行動によって、直帰率の高さや低さは評価が変わります。

検索結果ページからサイトに訪れる→1ページだけ見て戻る→そのまま検索を終える

検索結果ページからサイトに訪れる→1ページだけ見て戻る→別の記事を読み始める

このように、別の記事を読み始めてしまうということは、記事の内容に満足できず悩みが解決できなかった可能性が高いです。

すぐに内容が解決できて直帰した場合、ユーザーはそれ以上検索行動をしないのが普通ですので、直帰率はその後の検索行動によって価値が変動します。

検索アルゴリズムの仕組み:外部SEO対策編

【1】参照元ドメイン数

ドメインというのはサイトのURLを指す言葉で、どこのサイトから参照(流入)があるのかというのが1要因に組み込まれています。

例えば、一つのサイトから3つのリンクを貼ってもらうよりも、3つの別々のドメインのサイトから1つずつリンクを張ってもらうほうが効果的というわけです。

【2】参照元IPアドレス数

IPアドレスはネットの接続元の地域、サーバーを指す言葉です。

参照元ドメイン数は多いほうが効果的ということは先ほど説明しましたが、このままでは一人のサイト運営者が複数のドメインを取得してリンクを集めれば簡単に偽造する事が出来ます。

しかし、IPアドレス数を参考にすることでおおまかに「誰が運営しているか」を知ることが出来ます。

これがあることで特定の個人からのリンク偽装を防ぐことが可能になります。

幅広い地域の人からリンクが集められていると判定するためにも「参照元IPアドレス数」が検索アルゴリズムに導入されています。

【3】被リンク数

被リンクとは外部リンクのことで、別のURLのサイトからリンクを張ってもらう行為を指します。

被リンク数が多いサイト(記事)というのは「紹介したくなる」「引用元にしたくなる」という価値がある証拠となります。

そのため、被リンク数を増やすことはSEOで大切であるとGoogleも説明しており、検索順位のランキング付けでも昔から重要な指標と考えられます。

しかし、ブラックSEOなどで悪用されるケースも多く、金銭のやり取りや自演による被リンクはペナルティを受ける可能性があるので注意しましょう。

【4】nofollowなしの被リンク数

「nofollow」は検索エンジンに「このリンクはクロールしないでください」と伝えるためのタグです。

Googleではリンクタグを重要視しており、そのページのテーマやキーワードを把握するためにリンク先の中身を確認しています。

しかし、ページとの関連性の薄いリンクにnofollowタグを付けることで、関連度が薄まる事を防ぐことが出来ます。

これが設定されているとリンク先を確認することができなくなり、被リンクとしてカウントされなくなります。

被リンクによって適切に評価を高めるためにも「nofollowタグが付いていない」ということが重要になります。

検索アルゴリズムの仕組みを理解して検索順位を上げよう

以上が検索アルゴリズムの仕組みと攻略法でした。

上記で説明している内容を理解した上で内部SEO対策、外部SEO施策を行っていけば検索順位を上げることが出来ます。

内部SEO対策については運営者側で改善することができますが、外部SEO対策は記事の品質などを上げて継続的に被リンクを集めていく必要があります。

そのため、内部SEO対策の徹底が被リンク集めにつながると言えます。

検索順位が上がらず悩んでいる方は、こちらの記事を参考にSEOライティングについて学んでくださいね。

記事の検索順位を上げるSEOライティングの基本とテクニック30選

ABOUT ME
ろー
ろー
IT系企業でウェブマーケティングやコンサルタント業を勤め、2017年から専業アフィリエイターとして活動中。月間150万PVサイト運営実績アリ。お仕事や取材の問い合わせは下記から。