良質な記事を書き続けていてもなかなか検索順位が上がらず、アクセスが伸び悩んでいませんか?
検索流入を増やすためにも記事からのアクセスは必要不可欠です。検索順位が上がってこない原因はあなたの記事がSEOに弱い書き方になっているからです。
私はSEO対策を意識したブログ設計と記事の書き方(SEOライティング)で月間150万PVのサイトを運営しています。
結論から言うと、闇雲に記事を書き続けていてもアクセスが増えることは絶対にありません。
ブログのアクセスを増やすためには”SEOに強い記事”にするためのライティングのテクニックを抑える必要があります。
この記事ではアクセス数が増えずに悩んでいる方向けに「記事の検索順位を上げるためのSEOライティング」について解説しています。
すべて読み終える頃には「どんな記事の書き方をすればSEOに強い記事を書けるのか」を知ることが出来ますよ。
目次
検索上位に表示されるメリットは大きい
検索結果に上位表示されるメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
アクセス数を伸ばすためには検索エンジン(GoogleやYahoo)の検索結果の1~10位(1ページ目)に表示されるのが必要不可欠です。
(ここでは10位以上に表示されることを「上位表示」とします)
11位以降は2ページ目となり、次のページに移動しなければ記事のタイトルすら見られることはありません。
大抵の場合、上位1~3位まで見れば満足する事がほとんどでしょう。
実際に検索順位とユーザーの検索結果のクリック率の相関関係ではこのようなデータが出ています。
検索順位 | クリック率平均 |
---|---|
1位 | 30.4% |
2位 | 19.8% |
3位 | 12.9% |
4位 | 8.5% |
5位 | 7.4% |
6位 | 5.2% |
7位 | 3.9% |
8位 | 3.4% |
9位 | 2.9% |
10位 | 2.6% |
私の経験でいうと、4位~10位は検索してからブログに訪れる割合は3~8%程度ですが、1~3位だけで30~70%の人が訪れます。
これだけで検索上位の表示がアクセスアップに必要不可欠ということが分かりますよね。
SEOに強い記事を書くことで、検索順位を上げることが出来るようになりアクセスアップにつながるようになります。
記事の検索順位が上がらない原因
記事の検索順位が上がらない原因は大きく分けて2つあります。
- 良質な記事が書けていない
- 競合との差別化が出来ていない
- SEOに弱い記事の書き方になっている
それぞれの解決方法を具体的に説明していきます。
【1】良質な記事が書けていない
Googleでは品質の良い記事(良質な記事)に対して高いSEO評価を付ける傾向にあります。
この問題を抱えている場合は、記事の構成、キーワード選定などの「書き方」の部分が悪いケースです。
この部分はSEOで狙ったキーワードの調査不足が原因で起こっている問題で、ユーザーの悩みを解決出来ていない内容になっている可能性が高いです。
あなたの記事の検索順位が上がらないのは”記事の質が悪い”とみなされている可能性があります。
5ヶ月で100万PVを達成した「バズ部」では「良質な記事」を以下のように定義しています。
- その人が求めているどんぴしゃりの情報を届け、
- その人の潜在的な悩みや願望を完璧に解決させ、
- さらに120%満足してもらえるページ
(引用元:SEOコンテンツの作り方ーバズ部)
つまり、記事がGoogleから評価されていないということはユーザーのニーズを叶えることが出来ておらず、低い評価点がつけられている可能性が高いです。
記事を書くまでの「ペルソナ設定」や「キーワード設定」を改善してアクセスを増やしたい方は「記事の書き方」を参考にしてください。
【2】競合との差別化が出来ていない
あなたの記事の検索順位が低いままの原因は「競合との差別化」が出来ていない可能性があります。
例えば、記事を書き始める前に事前調査として、狙っている検索キーワードで上位表示されている記事をチェックする事があると思います。
すると、無意識にそれらの記事と似たような記事を書いてしまい、差別化が出来ていない記事が出来上がります。
公式で掲載されているSEOに関するガイドラインでもこのように記述されています。
- 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
- ユーザーをだますようなことをしない。
- 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。
- どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。
- 同分野の他のサイトとの差別化を図る
引用元:ウェブマスター向けガイドライン
同じキーワードで同じような記事が何個も出ているのはユーザーにとってもストレスですよね。
競合サイトとの差別化を図るには「個性を持たせる」「テーマの切り口を変える」など試行錯誤をして、ユーザーに「この記事は他のサイトとは違うな」と思わせる工夫が必要です。
【3】SEOに弱い記事の書き方になっている
「SEOに弱い記事」というのはGoogleが推奨している記事の正しい書き方が出来ておらず、基本的なSEOライティングが不足しているケースです。
例えば、このようなものが挙げられます。
- 記事のタイトルが適当
- 見出しのルールを無視している
- パーマリンクの設定が出来ていない
どれだけ優れた記事を書いたとしてもGoogleのSEOで適切に評価されることはありません。
SEOで評価されるために必要な「SEOライティング」というものがいくつかあり、それはタイトル、見出し、パーマリンクなど随所でテクニックが必要になります。
今回はこの部分を改善するためのテクニックを紹介していきます。
自身の記事の書き方で不足しているポイントを改善して「SEOに強い記事」を目指してくださいね。
記事の検索順位を上げるSEOライティング30選
タイトル
記事のタイトルはSEOでも特に重要なポイントです。
タイトルは適当につけるのではなく、「キーワード設定」をしてどんな検索をしてきたユーザーに向けた記事なのか明確にしましょう。
そうすることで、Googleが「誰に向けた記事なのか」を理解しやすくなり設定したキーワードでの検索順位が上がりやすくなります。
ここではタイトルの正しい付け方を紹介します。
【1】キーワードを含める
こちらの記事であれば「記事 検索順位」というキーワードを狙っているのでそちらをタイトルに含めています。
タイトルには必ずキーワードを1回は含めるようにしましょう。
【2】キーワードを前半に入れる
狙ったキーワードで検索順位を上げたい場合は、そのキーワードをタイトルのなるべく前半の方に持ってきましょう。
そうすることで、検索結果画面で「どのような内容について書かれているか」がユーザーに伝わりやすくなります。
例えば「記事 検索順位」というキーワード設定をした場合、以下の2つのタイトルではどちらのほうがクリックしたくなるでしょうか?
- SEOライティングを意識した書き方で記事の検索順位を上げよう
- 記事の検索順位を上げるためのSEOライティング
①の方は後半まで読まなければ、検索キーワードが目に入らないので読み飛ばされてしまいます。
②のようにキーワードを前方に持ってきて、すぐ目に飛び込んでくるようにしましょう。
【3】タイトルは32文字以内にする
SEOに最適なタイトルの文字数は「30~32文字程度」です。
それ以上の文字数になると、Googleの検索結果で「…」となり省略されてしまいます。
長過ぎるタイトルにしてしまうと、どんな内容の記事なのかも分かりづらくなるのでクリック率も下がります。
どうしても32文字を超えてしまう場合は、別の言葉に置き換えるか省略されても問題のないように構成しましょう。
【4】押したくなるタイトルを付ける
インパクトのある「押したくなるタイトル」を付けることで、検索順位が低くても上位の記事よりもクリック率が高くなるケースがあります。
逆に、タイトルの付け方を間違えれば全くユーザーの興味を引くことが出来ずアクセスも伸び悩んでしまいます。
読まれるタイトルを付けるためには、キャッチコピーや言葉の表現にこだわる必要があります。
タイトルの付け方でクリック率を上げるには「ブログタイトルのつけ方でクリック率を上げる12のテクニック」を参考にしてください。
見出し
見出しをつけることで、記事の構成が検索エンジンに伝わりやすくなりSEO対策で高く評価されるようになります。
記事に見出しをつけることはGoogleも推奨しており、どのような記事なのか、タイトルとの関係性はどれぐらいあるのかという評価基準にも大きく左右します。
ここでは見出しの正しい使い方を紹介します。
【5】シンプルで読みやすくする
見出しの文字数に制限はありませんが、デザインの関係上長すぎると改行されてしまい見栄えが悪くなってしまいます。
このブログでもパソコンの場合は25文字、スマホの場合は15文字までしか1行で表示出来ません。
長くても2行以内に収まるようにしてシンプルで読みやすい見出しを心がけましょう。
【6】問いかけや長い文章を使わない
見出しは問いかけや長い文章にしてしまうとパッと見たときに内容が理解しづらくなってしまいます。
例えば、以下の2つの見出しではどちらのほうが読みやすいでしょうか?
- なぜ記事の検索順位が上がらないのか?
- 記事の検索順位を上げる方法
比較してみると②の方が見出しとしてキャッチーで読みたくなりますよね。ユーザーの配慮として細かい配慮をすることがSEOにも影響を与えます。
見出しは目次を付けた時にも目に入る部分なので、意識して言い切りの見出しを付けるようにしましょう。
【7】見出しの順番・階層ルールを守る
見出しには付け方のルールがあり、それを守らなければいけません。
見出しの順番は、番号を飛ばさずに付けていくのが基本です。
見出し1→見出し2→見出し3→見出し4…
見出しの階層ルールは、見出し2の話を展開する時は見出し3、新しい話を展開する時は再び見出し2に戻るという決まりがあります。
正しい階層構造の例はこのようになります。
- 見出し2
- 見出し3
- 見出し3
- 見出し2
- 見出し3
- 見出し3
- 見出し4
- 見出し4
- 見出し4
Googleが記事の構成や、見出しごとの重要性を理解するためにはきちんとルールを守って正しい使い方を心がけましょう。
見出しのルールについては「見出しの付け方・正しい使い方」を参考にしてください。
【8】H2見出しにキーワードを入れる
「H2=大見出し」には、特に重要なキーワードを入れるようにしましょう。
H1見出しはタイトルに使用されているので、GoogleはH2見出しをSEOで重要視して評価しています。
例えば「アフィリエイト SEO対策」というキーワードで記事を書いているのであれば、H2に「アフィリエイトに必要なSEO対策5選」といった見出しが考えられます。
検索上位の記事のH2見出しを見てみると、それだけで大まかな内容が理解出来るように構成されています。
【9】H5以降の見出しを付けない
見出しはH1~H6までタグとして存在していますが、H5以降の見出しは付けないことをおすすめします。
その理由は、階層構造が複雑になりすぎて読んでいる人がどの内容について説明されているのか理解できなくなるからです。
私の場合はH3見出しまでで止めるのが基本で、どうしても収まらない時だけH4見出しを使います。
メタディスクリプション
メタディスクリプションは検索結果のタイトルの下に表示されている説明文の部分です。
記事をクリックする前に、どのような内容が書かれているのかざっくりとした概要を把握する事が出来ます。
ここではメタディスクリプションの正しい使い方を紹介します。
【10】中身を読みたくなるリード文を書く
メタディスクリプションは基本的に書き出しの文章から120文字が自動的に設定されます。
ディスクリプションを読んだだけで、記事の中身が気になってしまうようなリード文を作り込みましょう。
【11】キーワードを含める
メタディスクリプションの中に検索したキーワードが含まれていると、検索結果画面で太字で表記されます。
例えば「ペルソナ」というキーワードで検索した場合はこのように表示されます。
太字になることで目に止まりやすくなりますが、キーワードを詰め込みすぎるとスパム判定される可能性があるので多くても3個までにしましょう。
【12】120文字に収める
メタディスクリプションは120文字までしか表示されず、それ以降は「…」となり省略されてしまいます。
ユーザーに読ませたいメッセージがある場合はできるだけ前半の方に持ってきて、クリック率が上がるように文章の構成を考えましょう。
画像
画像を記事の途中に挟むことで文章の補足や、記事の読みやすさをアップするための役割を持っています。
画像を適切に扱うことでSEOで高い評価を受けることが可能になりブログのアクセスアップに繋がります。
【13】Altタグに説明文を入れる
画像には「Altタグ」と言われる画像を説明する代替テキストを入れることが出来ます。
これを入れることで、画像が表示されない場合はGoogleの検索エンジンがクロールする時に画像の内容を理解する助けになります。
ただし、Altタグにキーワードを乱用して詰め込むのはNGです。
例えば、「白い猫の画像」にAltタグを入れる場合はこのようになります。
- 最も良い例:白い猫の画像
- 良い例:猫の画像
- 悪い例:白い猫、白猫、猫の画像
Altタグは設定しなければ空欄のままなので、シンプルに分かりやすいものを設定しましょう。
【14】ファイル名を分かりやすくする
画像のファイル名はAltタグと同じように、画像の内容を判断する材料の一つとして使用されます。
カメラで保存したままのファイル名やスクリーンショットした画像などは、写っているものを説明する画像名に変更しましょう。
ファイル名も画像のテーマを判断する材料として使用されます。たとえば、my-new-black-kitten.jpg のほうが IMG00023.JPG よりもテーマを判断するために役立ちます。
猫の画像なら「cat.jpg」海の画像なら「sea.jpg」などのファイル名にした方が良いということです。
クローラーは日本語を読み取る事が出来ないので英数字で表記するようにしましょう。
【15】リサイズして容量を最適化する
記事の画像が増えれば増えるほどページの表示速度は遅くなっていきます。
表示速度が遅くなると、記事が全て表示されるまでにユーザーが不満を感じてページから離脱してしまい、SEOで低評価を受けます。
画像の読み込み速度を上げるには、リサイズして容量を最適化するのが一番効果的です。
適切な画像サイズにすることで2倍以上の表示速度の改善がされるケースもあります。
そのままアップロードしていると目視で気づくことが出来ませんが、画像の縦横のキャンバスサイズが大きすぎる画像は容量が重くなります。
画像を縮小する場合はリサイズソフトを使うことで一括で処理することが出来るので、ぜひ有効活用してくださいね。
- Windows用:リサイズ超簡単Pro
- Mac用:iMage Tools
- ブラウザ用:ILOVEIMG
ブログ全体の表示速度を改善したい場合は「WordPressの高速化」を参考にしてください。
【16】PNGファイルを使用しない
画像ファイルには「JPG」「PNG」「GIF」などの種類があります。
この中でも厄介なのが「PNG」ファイルで、画質がキレイな代わりに同じサイズのJPGファイルと比較すると20倍以上の容量となっています。
リサイズも忘れていると、容量が2MB~5MBにもなりスマホの通信では読み込むことすらできなくなります。
先述したとおり、重い画像ファイルは表示速度の遅延につながりSEOの評価が下がります。
海外のフリー画像素材サイトからダウンロードしたファイルなどはPNGファイルのものが多いです。
「PNGtoJPG」などの変換ツールを使って必ずJPGファイルのみ使用しましょう。
【17】鮮明ではっきりとした画像を使う
画像は鮮明で何が写っているかハッキリと分かりやすい物を選びましょう。
例えば、こちらの左右の画像ならどちらのほうが見やすいでしょうか。
同じ画像でも左のほうが鮮明で見やすいですよね。
画像が見づらいとユーザーのストレスとなってしまい、離脱率が上がりSEO評価が悪くなってしまいます。
リサイズして容量を圧縮しても、このように画像がボケないように注意しましょう。
【18】画像を貼りすぎない
画像を貼りすぎてしまうと、ページの容量が大きくなり表示速度が遅くなるのでSEO評価が悪くなる恐れがあります。
文字だけの記事は1万文字でも50KB程度にしかなりませんが、画像の場合比較的小さい800×600px程度のサイズ1枚で50KBを超えることがあります。
つまり画像を10枚貼るだけで、文字10万文字分の容量のページになります。
目安としては「スマホで1.5スクロールに1枚程度」が一番ユーザー体験が良くなりテンポよく記事を読めるようになります。
無駄に貼りすぎてしまうとスクロール量も増えてしまうので注意しましょう。
【19】記事と関連する画像を使う
記事の中身と全く関係のない画像を使ってしまうと、検索エンジンが文章と画像の不一致を読み取ってSEOで低評価を付けられます。
例えば「キーボードの使い方」について説明している記事で、脈絡なくイノシシの画像が出てきたら不自然ですよね?
ユーザーが見て混乱する画像は、検索エンジンも混乱してしまうので記事のテーマや文脈に合ったものを選びましょう。
リンク
リンクを記事に適切に貼り付けることで、内容を補足したり、関連性のある記事と紐付けることが出来ます。
Googleは記事に含まれているリンクもたどって、検索順位を付けるので、ユーザーにメリットのあるリンクを付けることが大切です。
ここではリンクの正しい貼り方を紹介します。
【20】アンカーテキストを正しく付ける
アンカーテキストとはリンクを付けるテキストのことです。
リンクの貼り付け方でよくある間違いで「こちら」「ここをクリック」などのテキストにリンクを付けないようにしましょう。
クローラーはテキストを読んだ上で、リンク先に何があるのかを見に行くため、混乱させないためにもキーワードやタイトルをリンクに設定しましょう。
【21】適切な内部リンク設置
内部リンクとはあなたのブログの記事から別の記事にリンクを貼ることです。
このように内部リンクを貼り付けて、別のテーマの記事にユーザーを誘導しています。
ブログカード形式も、目に止まりやすいのでおすすめです。
内部リンクがクリックされると、記事同士の関連性が高まりユーザーの巡回率もアップするのでブログ全体のSEO評価が良くなります。
内部リンクはクリックされないものを無駄に設置しても意味はありません。
記事の読み終わりや、誘導できるタイミングで差し込み”押される可能性のあるもの”を設置しましょう。
詳しい「内部リンクの使い方」についてはこちらの記事を参考にしてください。
▶アクセスアップで重要な『内部リンク』の正しい貼り方チェックリスト14選
【22】リンクを分かりやすくする
リンクの色はテーマによって異なりますが、必ずリンクと分かる色に設定しましょう。
リンクと分からない色にしてしまうと、ユーザーがクリック出来ないと思ってスルーしてしまい、回遊率が下がりSEO評価が低下します。
また、内部リンク設置のために隠しリンク(背景と同じ白色の文字リンク)などを設置する行為はGoogleのペナルティ対象となります。
基本的に白色は厳禁で、リンクと分かりやすい青色をおすすめします。
パーマリンク
パーマリンクとは記事に設定するURLのことです。
適切に設定することでGoogleから「何について書かれた記事か」という記事のテーマを伝えることが可能になりSEOで適切に評価されます。
ここではパーマリンクの正しい設定方法を紹介します。
【23】日本語URLを付けない
ブログのURLは記事の編集画面で「パーマリンク」の部分から変更する事が出来ます。
パーマリンクは日本語も設定することができますが、英数字をおすすめします。
日本語のURLを設定しても、URLの表現は英数字しか対応していないのでクローラーで読み込まれる際は強制的に英数字に書き換えられます。
この時、長い文字列になってしまうので、SEOでも低い評価を受ける可能性があるので注意しましょう。
【24】不要な文字列を付けない
パーマリンクに不要な文字列入れずにシンプルにしましょう。
- ◎:https://example.com/seo-ranking
- ×:https://example.com/!?+seo-ranking%%?=1234
不要な文字列を入れてしまうと、Googleが「URLを読み取りづらい」と判断してSEO評価を下げる可能性があります。
【25】アンダーバー(_)を使用しない
URLを分かりやすい英数字の文字列で表現する場合は、適切に単語の間に区切りを入れるようにしましょう。
その際、アンダーバー(_)ではなく、ハイフン(-)を使用することをGoogleも推奨しています。
URL では区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。
記事・本文
記事の文章は検索順位を最も左右する要素です。
中身の薄い記事や、文章量の少ない記事に仕上げても検索順位が上がることはありません。
記事の品質を上げるためにはキーワード調査などのSEO施策はもちろん、基本的なライティングテクニックを抑える必要があります。
【26】声に出して読みやすい文章にする
書き終わった記事は必ず3回は読み直してチェックする習慣をつけましょう。
1度目は誤字・脱字の確認、2度目は構成や文章全体のチェック、3度目は声に出しながら読みましょう。
人は文章を読む時に無意識に頭の中で読み上げるので、違和感のある文章にしてしまうと読みづらくなって離脱率が上がってしまいます。
【27】キーワードを太文字にする
文字を太文字にすることの出来るbタグやstrongタグをキーワードの装飾に使用することでSEOで評価されやすくなりますなります。
例えば「記事 検索順位」でキーワード設定している場合はこのような文章を太文字にするのがおすすめです。
「記事の検索順位を上げるにはSEO対策が必要不可欠です」
このように、読者に主張したい部分やSEO評価を上げたい文字列を太文字にするのが大切です。
太文字はSEO評価されやすくなる反面、乱用しすぎてしまうとGoogleからスパム判定されるリスクがあるので適度に使用しましょう。
【28】キーワードを乱用しない
SEOを意識したライティングをする上で、キーワード設定は必要不可欠です。
「記事 検索順位」という検索キーワードで狙っているのであれば「記事 検索順位」のキーワードを文章に積極的に含めるのが基本です。
しかし、文章中に不自然に何度も繰り返しキーワードを使用しているとGoogleから「キーワードスパム」とみなされ検索順位が下がってしまいます。
キーワードは適切に配置しましょう。
【29】共起語を意識しすぎない
「共起語」はSEO対策に有効な文章の書き方として有名ですが、現在のGoogleでは既に対策されています。
キーワードの詰め込みすぎはスパム判定されるのでNGですが、関連キーワードである「共起語」を乱用する行為もNGです。
ユーザーが検索しそうなキーワードも無理やり詰め込みすぎると検索順位が下がる可能性があります。
▶共起語はもはや古い!本当は教えたくないSEO対策に逆効果な4つの理由
【30】文章を使い回さない
同じような内容の記事を書いていると、どうしてもそちらの記事をコピーして使いたくなってしまいますよね。
しかし、Googleのクローラーはどこから文章をコピーしてきたかしっかり理解しています。
一部の引用・転用であれば問題はありませんが、記事の大半がコピーでできている場合「重複コンテンツ」や「低品質コンテンツ」とみなされる可能性があります。
記事ごとに最適な文章を考えて、オリジナリティのある記事を作り込みましょう。
【まとめ】記事の検索順位を上げるSEOライティング
記事の検索順位が上がらない場合は、ここまで紹介したSEOライティングを実践していただければ大丈夫です。
新しく投稿する記事だけでなく、過去の記事も上記のテクニックを踏まえてリライトすることで検索順位を上げることが出来ます。
検索順位が上がってくるまでには1ヶ月~3ヶ月ほどの期間が必要になるので、粘り強く実践していくことが大切です。
GoogleからのSEO評価を高めるためにもHTMLタグの正しい書き方のルールを守って、アクセスを増やしてくださいね。
▶よく間違われるSEO対策で重要なHTMLタグの正しい使い方チェックリスト
記事の書き方でまだ不安がある方は、こちらの本をぜひ手元に置いてください。
ここからブログをアクセスアップできるかどうかはあなたの記事にかかってます!