皆さんはアフィリエイトの過去記事の「リライト」を定期的に行っていますか?
ブログで過去記事を放置しているとズルズルと検索順位が落ちていき、いつの間にか売上を支えていた人気記事のアクセスが減少してしまいます。
リライトを行うことで、そんな検索順位の下落を防ぐことが出来ます。
リライトをすることで記事の情報を常に最新に保つことが可能になり、SEO対策や検索順位アップに置いて大きなメリットがあります。
この記事ではそんな「リライトで検索順位を上げるコツや重要性」についてまとめています。効果的なリライトをするための参考にしてくださいね。
目次
リライトの意味と重要性
リライトの意味
「リライト」とは英語で”Rewrite”(書き直す)と書き、過去記事の追記や情報の修正をすることを意味します。
リライトを行うことでより分かりやすく、読みやすい記事になりさらに品質の良いコンテンツとなります。
似ている言葉に「校正」というものがありますが、文章構成を見直す「校正」に比べて「リライト」は記事の本題や主旨は変えません。
見出しや文章の追加や用語の解説などを挟んで、読みやすい記事に仕上げることを指します。
リライトはSEO対策でも重要
アフィリエイトを長く続けていると、どうしても過去記事のメンテナンスが疎かになり新しく書く記事ばかり注力してしまいがちです。
しかし、今のあなたの収益を支えているのは紛れもなく過去の記事です。
GoogleのSEO対策で重要なのは「常に品質の良い記事」を書き続けることです。
検索上位には情報が新しいもの・ユーザーに役立つものを持ってくる傾向にあるため、とあるキーワードで1位を獲得してから記事を放置していればすぐに2位3位の記事に抜かれてしまいます。
これは情報が古くなったり、記事の品質の劣化で抜かれている可能性が高く「常に品質の良い記事」にするため定期的なリライトをし続けて検索上位の維持をする必要があります。
リライトのコツとポイント4選
- 新しい情報を追記する
- 文字量をプラスして情報の厚みを持たせる
- 記事の構成や文章を修正して読みやすくする
- 関連する記事のリンクを追加する
それぞれのやり方を具体的に解説していきます。
【1】新しい情報を追記する
新しい情報を追記していくのはリライトの一番基本となる部分です。
追記するべき「新しい情報」というのは大きく2種類に分けられます
- 時間経過とともに変わった情報
- 記事に不足している情報
時間経過とともに変わった情報のリライト
「時間経過とともに変わる情報」というのは例えば、「2018年のアフィリエイトのおすすめ本」など毎年情報が新しくなるものや「商品Aの公式サイトでの買い方」などサイトのデザイン変更やリニューアルによって記事内の情報と違う部分が発生するケースです。
翌年になったにも関わらず去年の情報で止まっていたり、記事内で説明している手順や画像にズレがあると、ユーザーが「この記事は情報が古いな」と判断して離脱してしまいます。
基本的にユーザーが求めている情報は常に最新のものです。
情報が変わったタイミングでなるべく早く情報を新しいものにリライトしておくことで、ユーザーのニーズに叶った記事に仕上げることが出来ます。
自分よりも検索上位の記事が古い情報のままで止まっていれば、新しい情報を追記して順位を追い抜くチャンスと言えます。
記事に不足している情報のリライト
「記事に不足している情報」というのは記事を書いている時には思いつかなかった、「あると親切な情報」のことです。
特定のテーマに特化したブログ記事を書き続けていると、そのジャンルの知識に詳しくなりユーザーの悩みやペルソナが具体的になります。
私もよくある経験なのですが、元々ほとんど知識がないジャンルの記事を書き続けて、ふと1年前に書いた記事を振り返ると、あまりのクオリティの低さにびっくりすることがあります(笑)
アフィリエイトを続けていると知識が自然と身につくので、当時は気づかなかったアイデアや閃きが出てきて足りない情報に気づくことが出来ます。
記事の「見出し」や「構成」を改めて見直して、情報を追記しておくことでより優れたコンテンツに仕上がります。
ただし、本題の部分よりも追記するべき情報があまりにも多い場合は、話が本筋とそれてしまう可能性があります。
追記するべき情報を別の記事を分けてリンクで誘導するなどして、適切な記事ボリュームに抑えましょう。
【2】文字数をプラスして情報の厚みを持たせる
「記事の文字数」はSEO対策でも意識しておくべきポイントで、情報の厚みを示す指標の一つとなっています。
単純に文字数だけで考えると、1000文字の記事よりも2000文字の記事の方が情報の厚みがあって読み応えがありそうですよね?
自分の記事よりも検索上位に来ている記事の文字数が多ければ、情報の厚みが足りない可能性があり、記事の内容をより具体的にする必要があると推測できます。
実際にミドルワードで検索上位に来ている記事の多くは2000~3500文字程度のボリュームがあります。
まずはこの数字を参考に文字数を追加して情報の厚みを持たせてください。
ですが、無駄に薄めたような長々とした文章にする行為は読者のストレスにつながるため、「文章はシンプルに、役立つ情報のみ追記する」を実践して文字の量を増やしましょう。
文字数は多ければ多いほど良いというわけではありません。
記事のテーマや書き手の分かりやすい文章によって、少ない文字数で検索上位に出ている場合もあります。
文字数に正解はないのであくまでも参考の一つにしてください。
【3】記事の構成や文章を修正して読みやすくする
記事からなかなか成果が発生しない時は、記事構成や文章の書き方がユーザーの悩みとミスマッチしている可能性があります。
例えば「商品Aのデメリット」という記事で、商品のメリットや魅力について必死に紹介しても意味はありません。
記事を読みに来たユーザーは「デメリット」について詳しく知った上で、商品Aの購入を決めようと考えているので、納得行くまでデメリットについて知りたいのです。
「この記事は本当にユーザーの悩みを解決出来ているか?」という部分を見直すことでより良い記事構成に仕上げることが出来ます。
読みやすい記事構成にするには、記事の内容に合わせて「起承転結」を明確にしましょう。
- 起:ユーザーの悩みに対する共感
- 承:悩みを解決できる方法の紹介
- 転:悩みが解決される理由を詳しく説明
- 結:まとめ
このように、悩みへの共感→次の行動へのアクションへと促すために順序立てて説明しなければ、ユーザーの購買意欲が高まらずに離脱されてしまいます。
なかなか売上が発生しない記事は、ユーザー目線に立って構成を見直して読みやすい記事に整理し直しましょう。
【4】関連する記事のリンクを追加する
記事を書き続けていると、似たようなテーマの記事が複数出来上がりますよね。
そんな時は、記事の中にその記事のリンク(内部リンク)を貼ってあげることで、ユーザーの回遊率や、記事同士の関連性がアップしSEO対策にも効果的です。
例えば、この記事であれば「リライト」をテーマにしているのでライティングや「成約率を上げる方法」の記事は読んでもらえそうですよね。
内部リンクを付ける際は適当にリンクを貼り付けるのではなく、このように自然に文章に溶け込ませることでユーザーにリンクをクリックしてもらいやすくなります。
もしくはこのような画像+文章のブログカード形式のリンクを設置するのも目に止まりやすいのでおすすめです。
リライト以外に検索順位を上げる方法は?
この記事を読んでいる方は、「検索順位が低いから上げたい人」と「検索順位が落ちてしまったから上げたい人」の2種類いると思います。
リライトはどちらの人にも効果的ですが「検索順位が落ちてしまったから上げたい人」の場合はリライト以外にもチェックするべきポイントがいくつかあります。
SEO評価で問題が起きている可能性があるので、こちらの記事を参考にして修正を行って下さい。
定期的なリライトをしよう
これはアフィリエイトのSEO対策に限らず、プロの世界でも同じですが、1度1位を取ってしまうとトップを維持し続けるのはとても大変なことです。
検索順位で1位になると、競合のブログもあなたの記事を意識してリライトをしてくるため、油断して記事を放置しているとみるみるうちに順位は落ちていきます。
2位に落ちても「検索上位だしまぁいいか」と呑気に構えていると3位4位…と順位が下落して取り返したのつかないことになってしまいます。
検索1位と2位以降ではクリック率にも圧倒的な差が出てくることがデータでも判明しています。
- 1位:40~80%
- 2位:25~50%
- 3位:15~30%
- 4位以降:5~10%
「記事は必ず1年に1回リライトする」など自分ルールを決めて過去記事の品質を常に最新のものに修正するように心がけてください。
そうすれば過去記事のパワーを使って、少ない労力で簡単に月100万円稼ぐことも夢じゃなくなりますよ。
売上をアップしたい方は「アフィリエイトの記事の書き方」を参考にしてくださいね。